開催済みセミナー
チーム経営塾(第7回)の報告(2025年7月)
2026-01-07
2025年1月から始まった「チーム経営塾」の、第5回を開催しました。
第5回のテーマは、「心理的安全性を高める関わり方~対話とファシリテーション」です。
「チーム経営塾」では、いま求められるファシリテーター型リーダーシップをめぐるさまざまなテーマについて、毎回、グループワークや内省、対話などを用いながら、参加者一人ひとりの学びを支援しています。
チーム経営塾のねらい
・リーダーシップについて、学び、試し、ふりかえることで理解を深める
・メンバーの知恵を集め、チームの目標達成を促すファシリテーション力を養う
・メンバーの多様性を成果に生かす道筋を探る
・組織の心理的安全性を高める姿勢や行動を学ぶ
第7回のレポート 「心理的安全性を高める関わり方~対話とファシリテーション」
2025年7月の「チーム経営塾」(第7回)では、「心理的安全性を高める関わり方~対話とファシリテーション」をテーマにしました。
一人ひとりの力を合わせ、困難を乗り越えるチームを作るために、誰もがどんな発言も躊躇なく言える心理的安全性のあることが必須です。
心理的安全性を高めるリーダー行動を理解し、今日からできることを探ります。
体験学習や対話によって、心理的安全性への理解を深めてみたいと考えました。
小講義の要旨
・心理的安全性とは、「対人関係においてリスクのある行動をしても、このチームでは安全であるという、チームメンバーによって共有された思い(エイミー・エドモンドソン)」と定義づけられます。
組織のなかで、自分の考えや感情を、誰に対しても安心して発言することができて、失敗やミスをおそれずにチャレンジできる状態のことです。
・心理的安全性が低いと、恐怖や不安が高まって、何も言えなくなります。
たとえ意見を発言したとしても、無視されたり評価が下がったりして、沈黙を選択するようになります。
会社ぐるみの不正やデータ改ざんなどが話題になりましたが、これらは心理的安全性の低さに由来するケースが多いようです。
・心理的安全性を高めていくには、ファシリテーションの活用が有効です。
1. 傾聴し、受容し、要約して確認する
2. 促す(自己開示する、場に問いかける、発言を促す)
3. 保護者になる(メンバーを権威や多数派から守る)
4. 雰囲気づくりに働きかける
5. 風土や規範に気づいて変容を促す
こんな関わり方が、一人ひとりの発言を促し、チームでの共有を促します。
そして、不安や恐怖を解消しながら、チームの心理的安全性を高めていきます。
心理的安全性は、けっして「ゆるま湯」の風土や「仲良しクラブ」を意味するものではありません。
ときには厳しいフィードバックも伝えあいながら、躊躇なく意見やアイデアを伝えあい、受け取りあえる風土を言います。

体験学習(グループワークとふりかえり)
グループで、フラフープのワークに取りくみました。
指の上にフラフープを乗せて、移動するのです。
メンバー全員が言いたいことを言いあえて、協働しなければ、うまくできません。
ワーク後にメンバー全員でふりかえりをしました。
「言いたいことを率直に言えたか?」
「他のメンバーの意見や思いを十分に聞くことができたか?
「十分に参加できた感じがするか?」
一人ひとりの体験や思いが語りあわれました。
メンバー一人ひとりを尊重し、お互いの思いを受け取りあうことの難しさと大切さを実感したようです。
残りの時間は、全員でサークルをつくって、ワークやふりかえりで感じたことを分かち合いました。
対話のなかで、一人ひとりの思いや悩みが話され、それに対するコメントやフィードバックが話されます。
対話を通して、心理的安全性への理解が深まったように感じます。
アンケートの感想
チーム経営塾を終えて、アンケートに回答していただきました。
満足度は、6段階で平均5.0でした。
「同じチームで、言いたいことが言える関係ができているようで、遠慮があったのかなと思った」
「いま職場で心理的安全性の本を読みあっていますが、ワークで理解が深まりました」
「皆さん、心理的安全性について同じような悩みがあるのかなと思いました。いろんな事例を聞けて良かったです」






