LLCチーム経営

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「困った人」のファシリテーション

2021-12-14

ファシリテーションの研修をしていると、「困った人がいたらどうしたらいいでしょうか?」という質問を受けることが、よくあります。
 
「困った人」とは、たとえば「やたら話が長い人」「同じ話を繰り返す人」「議題と異なる発言をする人」「大きな声で怒鳴る人」「愚痴ばかりで前向きな意見を言わない人」...などでしょうか?
他にもいろいろ出てきそうですね。
    
大事なことは、「困った人」のほとんどは、皆を困らせようとしているのではないということです。
いまの議題が共有されてなかったり、話し合いの目的を勘違いしていたり、うまく伝わってる感じがしないので何度も繰り返したり、どうしても気になることを皆に聞いてほしかったり...と、何らかの理由があって「困った」言動をとるのだろうと思います。
 
ですから、「困った人」の対策とは、けっして「困った人」を黙らせたり排除したりするような、その人をコントロールすることではないです。
話し合いの目的を共有したり、一人ひとりの発言を丁寧に聞きとったり、応答したり、感謝したり、励ましたりといった、ファシリテーションの基本的な関わりを徹底することだと思います。
 
なによりも大事なことは、自分自身が気づかずに「困った人」になってはいないかと問うことです。
「困った人」と同じような言動を、自分もしてはいないか?
自分の言動を、まわりはどんなふうに受け止めているのだろう?
 
ときには、話しあいの場の全体を俯瞰したり、そのなかでの自分自身を客観的に見直すことが必要だと思います。
ファシリテーションの学びの基本は、そんな視座を養うことだと思います。
   

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