嶋田 至のブログ
米国では「謙虚な経営者」が評価されている
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2015-09-25
最近、米国では「謙虚な経営者」が高い評価を受けているそうです。
・「謙虚な経営者」アメリカで次々と頭角を現す理由とは?(ハフィントン・ポストより)
その一人が、Google社のCEOに就任する、サンダー・ピチャイ氏。
彼は、「控えめで頭が切れ、自分の考えをしっかり持っていて、とても慎み深い人」だそうです。
ピチャイ氏をはじめ「謙虚な経営者」と言われる人たちに共通する特徴は、「人に共感し、感じがよい人物」と評価されていること。
昨年、日本で出版されたエドガー・シャインの『問いかける技術―確かな人間関係と優れた組織をつくる』(英治出版)でも、人の上に立つ“権威のある人”たちが「謙虚な問いかけ」をするということの大切さが書かれていました。
謙虚な問いかけが、円滑なコミュニケーションを促し、信頼にもとづく良好でオープンな人間関係が、組織のなかに築かれていくということです。
謙虚であることは、けっして弱々しいということではないでしょう。
自分の「軸」をしっかり持っていて、しかも野心のある人でも、自分自身を客観的にとらえることができ、自分が知らないことを丁寧に聴きとり、言葉を選んで人とかかわることができるということでしょうか。
今の時代に求められる、トップの姿勢かもしれませんね。