開催済みセミナー
チーム経営塾(第5回)の報告(2025年5月)
2026-01-07
2025年1月から始まった「チーム経営塾」の、第5回を開催しました。
第5回のテーマは、「信頼を強めるコミュニケーション~自己開示とフィードバック」です。
「チーム経営塾」では、いま求められるファシリテーター型リーダーシップをめぐるさまざまなテーマについて、毎回、グループワークや内省、対話などを用いながら、参加者一人ひとりの学びを支援しています。
チーム経営塾のねらい
・リーダーシップについて、学び、試し、ふりかえることで理解を深める
・メンバーの知恵を集め、チームの目標達成を促すファシリテーション力を養う
・メンバーの多様性を成果に生かす道筋を探る
・組織の心理的安全性を高める姿勢や行動を学ぶ
第5回のレポート 「信頼を強めるコミュニケーション~自己開示とフィードバック」
2025年5月の「チーム経営塾」(第5回)では、「信頼を強めるコミュニケーション~自己開示とフィードバック」をテーマにしました。
メンバー間の信頼を強め、協働を促すためには、自己開示とフィードバックが欠かせません。
自己開示とフィードバックを繰り返すことで、お互いの理解が深まり、建設的な人間関係づくりがすすみます。
今回はペアでの体験学習やグループ対話によって、自己開示とフィードバックの理解を深めてみました。
小講義の要旨
・まず「ジョハリの窓」をつかって、自己開示とフィードバックを繰り返すことが、職場の人間関係づくりにどのように影響するのかをお伝えしました。
「ジョハリの窓」は、対人関係における自己理解を深めるとともに、信頼関係づくりの過程を説明するモデルです。
横軸に「私が知っている私/知らない私」、縦軸に「他者が知っている私/知らない私」を設け、4つの象限に分けます。
・自己開示とは、自分を開くこと。
自分についての情報や自分の考え、意見、感情、意図や期待などを、率直に伝えることです。
・フィードバックは、他者の言動が自分やまわりにどんな影響を与えたのかを、率直に伝えることです。
よくフィードバックは、評価やダメ出しの意味で用いられますが、それは本来のフィードバックとは異なります。
フィードバックは、相手の「鏡」となって、相手の言葉や行動が自分という「鏡」にどう映っているのかを、評価することなく伝えることです。
・自己開示とフィードバックを繰り返すことで、「私が知っている私」「他者が知っている私」を示す「開放の窓」の領域が広がります。

体験学習(グループワークとふりかえり)
2人ペアになって、まず自己開示のワークを試しました。
話し手と聞き手に分かれ、話し手はちょっと話しづらいことを率直に話します。
聞き手はそれを傾聴して、話し終わったら、話し手の話を自分の言葉で要約して、確認をとります。
次にフィードバックのワークです。
自己開示のワークでのお互いの様子を思い出して、
・ポジティブフィードバック(肯定的なフィードバック)
・ネガティブフィードバック(改善を促すフィードバック)
を伝えあってみます。
自己開示のワークもフィードバックのワークも、ちょっと難しいものです。
しかし、チーム経営塾は、何でも試して失敗できる場です。
職場では失敗をおそれてなかなかできないことでも、ここではいろいろな実験をすることができるのです。
ワークの後、皆さん、これまでよりもずいぶん仲が良くなっているように感じられました。
自己開示とフィードバックには、お互いの信頼を高める効果があるのです。
アンケートの感想
チーム経営塾を終えて、アンケートに回答していただきました。
満足度は、6段階で平均5.0でした。
「ワークができてよかった。もっと難しいシーンを想定して、傾聴やフィードバックを試してみたい」
「フィードバックについてあらためて理解できた。とくにフィードバックが重要に思った」
「フィードバックはテクニックじゃなくてアート(贈り物)だという言葉が心に響いた」






