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嶋田 至のブログ

私の声は届いていますか?~オンライン・ミーティングで気をつけたいこと

2022-08-27

コロナ禍がなかなか収まらないなか、ずっとリモートワークを続けている企業もあるそうです。
すでに、オンライン環境でのミーティングの進め方については、たくさんの本やマニュアルが作られてきましたし、今も作られつつあります。
「とりあえずこれだけは気をつけよう」といった入門編から、「こんな場合はこうすればいい」といった応用編まで、さまざまなオンライン・ファシリテーションのテクニックが、ネットを探れば出てきます。
それらを参考にして進行したり、ミーティングのあとのふりかえりで参考にすると、より良いミーティングの進行に繋がっていくだろうと思います。
さらに言えば、「はなす」「きく」「みる」といった基本的な関わり方に、より注意してみることも大切じゃないかなと思います。
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ミーティングで発言するとき、「私の声はここにいる一人ひとりにどれだけ届いているだろう?」と考えてみる。
そして、皆の反応を伺ってみる。
発言を聞くとき、「この人が本当に伝えたいことを、どれだけ受け取れているだろう」と考えてみる。
誰がどんな発言をして、皆がそれにどう応えて、さらに他者がどんな発言をして、など、話しあいの様子を俯瞰してみる。
「自分の声が届いていないのでは?」、「大切なキーワードを受け取ってもらえてないのでは?」と感じたら、あらためて伝えてみる。
言葉を換えて伝えてみる。
「私の話、わかりますか?」と確認をとってみる。
「この人の発言の趣旨を受け取れてなかったのでは?」と感じたら、「今の発言を私はこう理解したけど」と、自分の言葉で確認をとってみる。
「後半がわかりにくかったから、もう一度話してください」と要請してみる。
オンラインだと、感じとれることが限られてきます。
「大きくジェスチャーしましょう」とは、多くのマニュアルい書かれていることです。
ジャスチャーだけでなく、言葉や態度、行動で補ってみることも大切だと思います。
わからないことを「わからない」と言えること。
「ここまでわかった」と言えること。
理解できていないことを「まだ理解できていない」と言えること。
「もう一度話してほしい」と言えること。
そんなひとつひとつの関わりが、オンラインミーティングを進める上で大切なことじゃないかなと思います。
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