これまで仕事やコミュニティ運営などにおいて、いろいろな人たちに出会い、指導を受けたり、ともに働いたりしてきました。
そんな人たちのなかで印象深いのは、何もしなかった人や、うまく世渡りをしてきた人よりも、現状に対して何か行動をおこし、抵抗に抗った人たちです。
　　　　
そこそこやり遂げる人もいれば、途中で潰されていく人たちもいました。
彼らとの出会いを大切にし、彼らの想いや生き様を後世に伝えていくには、どんなことが考えられるのでしょう？
ひとつには、彼らをロールモデルとした研修プログラムを考案してみるのもいいかもしれないなと思いつきました。
　　　
彼らは何に対して行動をおこしたのか？
彼らの強みはなにか？
強みをどう実践に生かしたのか？
どんな抵抗があって、それらをどう乗り越えていったか？
彼らの弱みはなにか？
弱みをどうまわりの支援に生かしたのか？
彼らの思想や行動に一貫しているものはなにか？
　　　
そんなことを考えながら、彼らの後を辿るためのスキル養成などを考えたりしていると、彼らの想いが身近に感じられてきます。
そして、彼らとの出会いや協働によって、自分はどう変化したのか、どう成長したのかをリフレクションすることもできます。
ともに働いた体験は、学びの宝庫です。
　
ゆっくりとふりかえってみると、多くの学びが引き出されそうです。
そんなプロセスはかならず、自分自身を成長させるように思います。