嶋田 至のブログ
問題を見つけることよりも祝いあえる場をつくること
2021-12-10
どの組織にも、「問題」を見つけて指摘するのが得意な人がおられます。
そんな人たちがたくさんおられる組織もあるようです。
一方、「うまくできているところ」を見つけて、ともに祝いあう場をつくる人は少ないようです。
朝礼でもチームミーティングでもいいですが、管理者たちやチームメンバーが集まる機会があれば、
「このチームで今うまくいってること」
「前回よりも良くなったと思うこと」
「後輩が成長したと思ったこと」など、語りあってみられたらどうでしょう。
1週間に1度でもいいです。
一人ひとりが順番に語ったり、一人が語った後に聴き手が感想やポジティブなフィードバックをしてみる場をつくってみます。
批判やダメ出しはしないで、否定的な意見も控えるようにします。
多くの組織では、多忙ななかでも絶えざる改善が求められていると思います。
だからこそ、ほんの少しの時間でも、良いところやうまくできているところを認めあい、おたがいが幸いに感じあえる場をつくることが大事じゃないかと思います。