嶋田 至のブログ
優れたリーダーは「謙虚さ」と「意思の強さ」をあわせ持つ
2020-01-22
米国のビジネスコンサルタントであるジム・コリンズ氏によると、優れたリーダーは共通して、「謙虚さ」と「意思の強さ」を併せ持っているそうです。
「謙虚さ」とは、たとえば業績が振るわないことの責任を、「窓の外」ではなく「鏡の中」に探すことです。
すなわち、同僚や部下のせいにしたり、外部要因や不運に、その原因を求めないことです。
「意思の強さ」とは、たとえば自分の組織の成功をもたらした功績を、「鏡の中」ではなく「窓の外」に求めることです。
すなわち、同僚や部下の貢献であったり、外部要因や幸運によるものと考えることです。
謙遜さ、客観的な視点、後進の成長支援、ゆるぎない決意、より良い成果への希求など、組織の成果を高めるリーダーの特徴は多々あげることができます。
ただ、その根底には、「鏡の中」と「窓の外」を適切に使い分ける姿勢が必須なのだろうと思います。
いま自分は「鏡の中」を見ているのか、「窓の外」を見ているのか…
こんな視点で、自分の行動を内省してみると、思わぬ気づきが得られるかもしれません。