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チーム経営塾(第2期)第3回のレポート(2026年3月)~セルフアウェアネス

2026-03-18

2026年1月からスタートした第2期「チーム経営塾」の第3回を開催しましたので、概要をお伝えします。
https://teamkeiei.com/seminar/20250821/2304/

 
3回目ともなると、お互いのことがだんだんとわかってくるものです。
会場にやってきて顔を見合わせると、自然と笑顔になります。
「ここに来るのが癒しです」といった声も、ちらほら聞こえるようになりました。
 
たしかに、ここではなんの利害関係もないので、「素の自分」でいることができます。
始めるときの「チェックイン」や終わりの「チェックアウト」などで、自分の今の気持ちや抱えている問題などを話したり、今日の気づきなどを語りあうなかで、お互いの心理的距離もぐっと近づいてくるのでしょう。
 
ファシリテーター型リーダーシップを身に付けることがチーム経営塾の共通の目的ですが、まずは「癒し」や「安全」を感じられることが、学びを促すための「土壌」になるのだろうと思います。
 
さて、今回のテーマは「自己認識力を高める~セルフアウェアネス」でした。
自己認識とは、心理学においては「自己の内面世界(思考と感情)を観察すること」と説明されます。
また、「一時的に自己を強く意識している状態」とも。
 
自己認識には、自分自身が認識する「自分」(内面的自己認識)と、他者が認識する「自分」(外面的自己認識)の両面があります。
 
内面の自己認識とは、自分の価値観や情熱、願望、思考、感情、態度、強み、弱みなどについて、いかに明確に捉えているかということです。
いま、自分の内側にはどんな感情があるだろうか?
強い感情もあれば、かすかな感情もあります。
他者の言葉を聞いたり行動を見ることで、感情が変化することもあります。
 
どんな感情であって、つねに冷静に自分の感情をとらえ、感情に振りまわされないように気をつけることも、まわりとの関係性を維持し、自らの不安やストレスも解消するために大切なことです。
 
外面の自己認識とは、他者が自分をどのように見ているかを、明確に理解しているかということです。
自分では部下に慕われて、なんでも言ってくれると思いこんでいる上司でも、実際には、部下は上司を怖れて本音を隠しているかもしれません。
他者が自分をどう感じているかを的確に認識できることが、他者に共感して関わることにつながります。
チームの一体感を醸成するためにも、大切な力ではないかと思います。
 
こんなことを簡単に説明した後は、皆で「マインドフルネス瞑想」を試しました。
マインドフルネスは、「いま、ここ」に自分に注意を向けることです。
「無になる」ことでもないし、「癒し」でもありません。
目の前のことに常に心を揺さぶられている状態からちょっと離れてみる。
こんな時間を継続的に設けることで、自分の内面に気づく力が高まります。
 
今回のワークとして、今日一日の自分の感情の変化を、紙に描いていただきました。
白紙のまんなかに時間軸をあらわす横線を引きます。
左端は今朝起きたとき、右端はいまこの場にいるときです。
この1日間に、自分の中にどんな感情が湧きおこったのかを線で表現してみます。
そのときの感情を「うれしい」「くやしい」などの言葉で表現してみたり、感情が湧きおこるときの出来事なども記入してみます。
 
少人数のグループに分かれて、感情の変化を視覚化してみて感じたことを、分かち合いました。
「こうやって眺めてみると、いろんな感情があったのだなあ」など、ワークに取り組んでみて何らかの「発見」があった声が聞こえてきます。
 
最後は、お互いにフィードバックを試します。
フィードバックは、他者の言動が自分にどんな影響があったのかを、率直に伝えることです。
たとえば、自分の話を聞いて相手がうなずいてくれた、それを見て「もっと話しても大丈夫だ」と思った。
こんなことがフィードバックです。
褒めたりダメ出しするような、何らかの評価が含められることは、本来のフィードバックではありません。
 
フィードバックを伝えることで、相手は自分自身の影響力に気づくことができます。
ほんのちょっとしたうなずきが、相手にどんな影響(安心した、話しても大丈夫だと思った、など)を与えているのか。
データとして相手に提供することで、自分の言動に注意を向けることができます。
 
今回も、いつのまにか2時間がたってしまいました。
ふだん、自分の内面に向き合うことはあまりありません。
感情が動くことがあっても、それに注意を向けることなく、仕事に集中しようとします。
でも、感情にきちんと対処できていないと、負担は増すばかりです。
それは、チーム運営に司法となるかもしれませんし、自分自身のメンタルにもネガティブな影響を与えかねません。
 
参加された方々にとって、大切な学びの機会になったように感じます。
アンケート回答にも、「来てよかったです」「チーム運営と自分自身のための学びになりました」など、肯定的な意見が書かれていました。
 
皆さま、ありがとうございます。
次回は4月21日(火)、テーマは「つながりを促すコミュニケーション~傾聴と共感」です。

【開催日「2026. 1~」】チーム経営塾(第2期) ~ファシリテーター型リーダーシップを身につける~(毎月開催)

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