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レゴ®ブロックを使ったワークショップ
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2013-03-18
ワークショップ(作って・語って・振り返る)
レゴ®ブロックや、粘土(クレイ)、クレヨンで絵を描く、その他色んな素材で行うことがありますが、ここでは、よく使うレゴ®ブロックでの例を書きます。
研修のねらいによって、語ったり、振り返ったりするテーマは違いますが、基本的に下記のような流れで進みます。
- 作品を作る。考えずに手を動かし続け作品が出来上がるのを楽しむ。
- 出来上がった作品を見ながら、その作品に意味づけし(メタ視点)他者に語る。他者からの問いかけに応え語り合う。
- 自己肯定感や、深い部分での理解、共感が生まれる。
- 個人が何かに気づく。
人が頭の中で考えていることは、他人にはなかなか見えません。
頭の中の考えを言葉にして説明しようとしても困難です。
しかし、とりあえず何らかの形(作品)としてアウトプットすることはできます。形として示されれば考えは他者にも共有可能となり、他者はそれに対してコメントや問いかけができます。「創る」、「語る」、「観る」、「訊く」、「応える」という作業を通して内観(リフレクション)が行なわれます。
言葉で表現しにくい内容を、具体的な作品にし(可視化)、他者に語る事により伝え(共有)、質問を受ける事により、本当に伝えなくてはならない事に自ら気がつく(気付き)プロセスです。
簡単な遊びのようなプログラムですが、とても深い気付きが生まれたり、お互いに共感したりすることがおこります。
たとえばこんな問いから作り出します。
- 今の職場でのあなたの状況をレゴで作ってください。
- あなたにとっての理想の職場を作ってください。
- 仕事でひと皮むけた経験をレゴで作ってください。
- あなたにとってのリーダーシップをレゴで表現してください。
たんに言葉で返答するよりも、深いものが見えてくるようです。
単純に、レゴ®ブロックに触りながら、作るということは、楽しく、あっという間に時間が立ちます。
※レゴ®ブロックは、レゴ社の登録商標です。