このプログラムについて
労働組合の職場委員は、それぞれの職場においてリーダー的な立場で、さまざまな組合活動を推進していく必要があります。そのような中で、各委員が孤立していたり取り組み方がバラバラであっては、期待した成果をあげることは困難です。
まずは、労働組合の委員の皆さまが、楽しく関わり、互いに信頼関係のある「チーム」をつくり、チームづくりの過程で培った経験を生かして、それぞれの職場を活性化していくことが求められています。
チーム経営のチームづくり研修プログラムでは、さまざまなグループ実習とそのふりかえりと通じて、互いの信頼関係を深めたり、みんなの知恵と力を集めるスキルを学んだりしながら、チームづくりを促進します。次のようなことを、研修の目的としています。
- 組合の委員のチームが、良い感情のつながりを感じられる楽しいチームなる
- 委員同士がお互いを支援しあい、各職場で孤立せずに信頼関係のある推進委員として職場を活性化する力を得る
- 上記1、2が可能となるように、互いがよりよく知り合い、深いコミュニケーションをとりながら、信頼関係の深い関係性を構築する
- ファシリテーションの技能を身につけ、コンセンサス(合意形成)でミーティングを進める。
1日間の研修プログラムが基本ですが、1泊2日など、ご要望や課題に応じて日程を調整することも可能です。ラボラトリー方式の体験学習法による研修プログラムの他、アドベンチャー研修(冒険教育)による屋外型の研修も提供しています。
新しい労働組合向け資料が出来ました。フォームで件名を「労働組合向け資料請求」としてお送りください。⇒送信フォーム
研修プログラム例
チームビルディング
(1) 体験学習による学び
ラボラトリー方式の体験学習法による、体験からの気づきを通じて、現場で実践しやすいスキルを身につけるプログラムです。■研修のねらい
① 組合の委員同士が、お互いをより深く知りあう
② 成熟したチームを作るために必要なヒューマンスキルを学ぶ
③ 傾聴や自己開示とフィードバックのスキル、合意形成(コンセンサス)を促すスキルを養うことで、チームが成長するプロセスを体験する
■プログラム例
10:00~10:15 オリエンテーション(研修のねらいと学び方の説明)
10:15~11:00 チェックイン ※例:「偏愛マップ」を使った出会いのワーク
11:00~12:00 互いの影響力に気づく実習 「フープダウン」
小講義 「チームビルディングの視点」
(昼食休憩)
13:00~14:30 小講義 「ジョハリの窓」実習
「傾聴と確認、自己開示とフィードバック」
小講義 「チームの成長のカギを握るフィードバック」
14:30~16:30
コンセンサスを学ぶ実習 「コンセンサスワーク」
小講義 「コンセンサス法と人間関係」
16:30~17:00 学びの整理とふりかえり |
|
|
■研修参加者(O社労働組合)のアンケートより
あなたはどの程度満足しましたか?(とても不満「1」から十分満足「6」まで6段階評価)
6 ・・・ 45% 5 ・・・ 55%研修の感想 |
- 体系的な知識を教えてもらえた
- 各メンバーの考え方や価値観がわかり、今後話しやすくなった。
- 聴くことの効果を十分に実感しました
- 今後組織運営の強固なベースになったと思う(実感としてかなり効果がありそう)
- 仲良くなった
- 色々な気づきがあり人からフィードバックされるとさらに気づきがあった
- 今後に活かせることもあり、楽しく受講できた
- まず楽しかった。グループ内は近くなったし、みんなの考えや意見が聞けた。
- 楽しく参加できました・
- 研修の狙いの達成ができた
- 聴くこと、話すこと、まとめる事の難しさに気づいた点
- コンセンサスでよい経験ができた
- 6時間があっという間に過ぎました。楽しかったです。
- 昨年の続きのような研修で一歩成長できた気がします。
- 時間が足らなくなった
- 自分の意見をうまく表現できなかった点は今後の反省で自己成長に出来ればと思います
- 相手の話を聴けていると思っていても、その内容を言葉に表すと相手としては全く理解してもらえていないと感じていることや、聴き方にもいろいろあるのが勉強になった。
- 合意形成の取り方(具体的な進め方)
|
- このチームがどのように成長していけるかの気づき(きっかけ)、とてもよい研修だった。
- コミュニケーションの取り方、コンセンサスの取り方
- ミーティングや会議などで他の人の行動の意味がわかるようになるかもしれないと思った
- 職場のチーム運営で活用していきます
- チームの成長度合いを各職場で議論してみたい
- 人脈ができた
- チームワーク
- 相手の枠くみ(価値観)がどうなのかということに気をつけて自己開示をして話しやすい場づくりをしていきたい。
- 人を(おべっかではなく)ほめる事は、話をしっかり聞いていれば簡単である。
- 自己開示とフィードバックによる一体感
- コンセンサスが役に立つ
- ファシリテーションスキルは普段から役立つと思う。
- 傾聴と要約・相手の危険を聴いて、同じ方向を向いていけるかはチームで活用できる
- 会議の進行は今後に活かせると思う・意思決定のプロセス
- 日ごろは結論を急いだ議論になっており、合意形成が役に立つ
- チームが強くなるためにはコンセンサスが重要だと気づいた
- 話の聴き方で相手との距離感がかわるということ
- コンセンサス、傾聴
|