嶋田 至のブログ
疑似的に「失敗できる場」をつくる
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2017-12-03
『下町ロケット』のモデルで、ロケットを打ち上げた植松努さんの言葉です。
「教育とは死に至らない失敗を安全に経験させるためのものです」
最近、いろいろな組織でよくきく言葉のひとつに、「いまは失敗が許されないから」というものがあります。
昔は、みんな失敗を繰り返し怒鳴られながら、学習し、成長していった。
いまは、小さな失敗もできないから、学習できない、人が育たない...。
疑似的にでも「失敗できる場」をつくっていくことが必要かもしれません。
私たちが組織内研修で採用している「ラボラトリー方式の体験学習法」は、試せる場、失敗できる場を疑似的につくり、体験のふりかえりから学んでいきます。
あくまで「非日常」の場ではありますが、そこでおこることは現実におこりえること。
非日常での失敗の体験から、日常で生かせる知恵を得ることができます。
体験から学ぶことの大切さを、ますます感じています。