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2020年度の新入社員は不安がいっぱい
2020-03-27
この記事が読まれる時点には、どんな状況になっているのか予想もできません。
私も、毎年行っている、新入社員の関係性をつくり対話をするような研修も延期になりました。彼らは配属先で最小限のオンライン講座を受けてスタートするようです。
同じように、多くの企業で在宅ワークになり、入社式や新人研修を延期したり、オンライン研修に移行していたりします。
この2020年度の新入社員は、卒業式もなかったり、混乱の中で大学生活を終え、入社式も延期されたり、オンライン開催になったりと、新型コロナウィルスの影響を非常に受けています。新入社員研修も中止や延期、いきなり現場に配属されたり、在宅勤務を命じられたり、「出社もしない」「同期にも会わない」という中で勤務をしていくことになり、誰も経験したことのない特異な環境の中で、社会人生活のスタートしていく方も多いでしょう。
一緒に学んだり、対話したり、飲み会をして関係性が出来て、会社とのエンゲージメントもできていく時期がないままスタートしていくのです。
周りが想像しているより、新入社員の不安は大きいことと思います。
現場の受け入れ側がいままでより丁寧に接することを心掛けてほしいですし、人事教育担当者も本人たちとコミュニケーションを多くする必要があります。
できれば、新入社員同士の関係性を作るために、オンラインで対話をしたり、ふりかえりの時間を作ったり、オンライン飲み会で愚痴を言い合うだけでもいいので、定期的に交流の場を設ける必要があるでしょう。エンゲージメントを高めることをしないと、仕事に対するモチベーションが下がったり、だれにも相談できずに退職の道を選んだりするかもしれません。
人事担当者が運営すると、評価されると心配するかもしれないので、最初の何回かは、誰かに運営を手伝ってもらいながら、徐々に自分たちでこのような場を作っていくのが理想です。
もし、このような場を作ろうと考えている方がいらっしゃったら相談してください。お試しで行うことも可能です。(広瀬)