GLOSSARY
はたらきかけ(介入)
多様なメンバーの知恵と力をあわせることを促し、チームの成長を促していくためには、グループプロセスの観察と分析(洞察)、そしてグループへの「介入」が求められます。
介入は「intervention」の訳語で、グループプロセスの変容を促し、協働のチームづくりを促す、さまざまな「はたらきかけ」のことです。介入を通じて、グループはチームとして成長し、強い組織へと成長していくことができます。
おもな介入として、以下のようなものがあります。
・聴く、まとめる
・促す
・保護者になる、寄り添う
・雰囲気に働きかける
・場に気づき、規範を変える
・目標確認、役割分担を促す
・進行する
・意思決定を促す
・時間を管理する
・記録する
ファシリテーションの解説書では「介入」という言葉が使用されていますが、この言葉には強制や干渉、操作的なイメージがあります。
チーム経営では介入を個人やチームの成長を促す意味で使っているので、「介入(はたらきかけ)」または「はたらきかけ」という言葉を使うようにしています。