GLOSSARY
ワールドカフェ
ワールドカフェは、「知識や知恵は、機能的な会議室のなかで生まれるのではなく、人々がオープンに会話をおこない、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方にもとづいた、対話(ダイアログ)の手法です。
4人くらいの人数で、ひとつのテーブルを囲みます。議論をするのではなく、1人ずつ思っていることや感じていることを語り、他の3人はじっくり聴きます。
一定の時間が過ぎたら、メンバーは各々、別のテーブルに移動します。
短い時間のなかで、さまざまな人たちと語りあい、思いを共有することができます。
十数人でもできますし、数百人が集まっても開催することができます。
ワールドカフェには、あまり知らない人たち同士の相互理解がすすんだり、新たなアイデアが見出されるといった効果があります。
情報共有だけでなく、思いの共有を促す対話の手法と言えます。