ある医療施設の看護主任さんたちを対象に、毎月1回、ファシリテーション研修を続けてきました。
  
先日の「最終回」では、これまでの学びを試す場として、働きやすく、患者さんたちに喜んでもらえる職場づくりの「アクションプラン」を話しあっていただきました。
グループごとに、いろいろなアクションプランが出来上がってきました。
  
話しあいのあとは、その「ふりかえり」です。
ファシリテーションの学びは、体験ふりかえりから学んでいくのです。
どんな話しあいの場だったのか、誰のどんな言動が、メンバーに、グループに、どんな影響を与えたのか...
  
ふりかえりの最後は、グループのメンバーにポジティブフィードバックとネガティブフィードバックを伝えます。
ポジティブフィードバック(肯定的フィードバック)は、これからも続けてほしいこと、ネガティブフィードバック(改善を促すフィードバック)は、修正をしてほしいこと。
今回、ネガティブフィードバックは、あまり話されませんでしたが、たくさんのポジティブフィードバックが、メンバー間で交わされていました。
 
研修の最後に、サークルになって、「いま感じていること」を話していただきました。
「なんでも話せる場でした」
「主任同士、横のつながりができました」
「ポジティブフィードバックが心地よかった」
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とくに、ポジティブフィードバックが、皆さんに印象深かった様子です。
フィードバックは、良い/悪いの評価をするものではありません。
ただ、相手の言動が及ぼす影響を、率直に伝えるだけです。
でも、そんなフィードバックが、お互いのあいだの懸念や不安などの障害を消して、なんでも言いあえる場をつくることにつながってきます。
 
連続研修の場は、相互フィードバックを何度も繰り返すことで、「なんでも言いあえる場」に成長していったようです。
こんな場が、研修だけではなく、看護の現場にも育ってくることができればと思います。
 
今回の研修に参加された皆さまは、現場を変革していく力を持っておられるはず。
今後の変化が楽しみです。
皆さま、ありがとうございます!