広瀬 義浩のブログ
リーダーの自己開示が信頼を生む
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2016-09-06
先日、ある中小企業で全社研修を6回コースしました。目的は、チームワークのいい職場にしたいということでした。メンバーが20名を超えてきたので、社長一人では、目が届かなくなってきたのでメンバーのなかでリーダーシップを発揮してほしいという思いがあったようです。20人程度になると今までのリーダーシップスタイルから変わらないと会社は成長していかないのかもしれませんね。
かかわり方やチームワークを6回にわたって学んだ最後の日に、リーダーズインテグレーションのワーク入れました。
社長が会場から抜けて、社長について知ってること、知らないこと、期待してること、貢献できること、などをメンバーにインタビューして私が板書します。社長に帰ってきてもらって、メンバーのいないところで2人で内容を見ながらどうこたえていくかを検討し、メンバーが戻った後にそれを見ながらリーダーが答えていくのです。
最後に、どうだったかを聞くのですが、社長は当たり前に答えていくのですが、メンバーは、あらためて社長の言葉で、思っていることや将来のビジョンを聴くことが、大きなモチベーションや信頼感につながるようでした。
リーダーがメンバーに自分の考えていることや思いを語ることが、組織に大きな影響を与えています。ただ、社長の言いたいことを語るのでなくて、”メンバーが訊きたいことに真摯に答える。”ことが、信頼のある関係を作り、メンバーも安心して自己開示できるようになります。
リーダーが自己開示するということは本当に重要です。