嶋田 至のブログ
ファシリテーションをケアの手法として考えてみる
2022-02-23
ファシリテーションはチームづくりや会議の生産性向上、コミュニティ開発、問題解決、アクティブラーニングなどを促進する手法として語られることが多いです。
もうひとつ、「ケア」の手法としてファシリテーションを考えてみてもいいのかなと、昨年から考えています。
ケアとは端的に言うと、いたわる、気づかう、ねぎらう、思いやる、手当をする、耳を傾ける、話しかける、支える、見守るといった関わり方や態度でしょうか。
目の前の他者につよい関心を持ち、彼らの成長を支援したり、「こうなりたい」「こうありたい」などの自己実現を支援することとも言えます。
いま多くの職場で、働く人たちが疲弊しているように思います。
チームづくりや問題解決も必要ですが、まず彼らをケアすることも大事じゃないかなと、そんなことをつらつらと考えています。
職場での関り方にケアの視点があれば、すこしだけでも関わり方に変化が見られないでしょうか。
話しあいの場で目の前の人を「ケア」する視点があれば、もっと大切なことに気がついたりしないでしょうか。
ファシリテーションをケアの手法として、もうすこし考えをまとめてみたいなと思います。