米調査会社のギャラップが2017年に公表した、仕事への熱意(エンゲージメント)についての国際比較によると、日本で「仕事に熱意を持って積極的に取り組んでいる」従業員の比率は全体の6%だったそうです。
調査した139カ国のなかでは、132位とのこと。
    
この調査結果には疑問の声も多少あるようで、実際はここまで極端な数字にならないかもしれません。
ただ、「熱意がある」ことを主張できない背景には、職場にさまざまな要因があるからだろうと思います。
         
熱意をもって取り組めない仕事は、働く人を不幸にすることでしょう。
そこには、イノベーションもおこりそうにありません。
    
より生産性をあげて、働く人たちが幸せになるには、職場に「安全な場」や「真剣に協働する場」、そして「内省で学びあう場」をつくることが大切だろうと思います。
安全な場とは、お互いを配慮しあい、思いや気持ち、違和感などを伝えあって共有できる場です。
真剣に協働する場とは、目標を明確に共有し、お互いの持ち味を生かして協働し、チームで課題に取り組んで最高の成果を上げていく場です。
内省で学びあう場とは、仕事の体験を皆でふりかえり、よりよい場づくりのための行動仮説をたてて、それを試していく場です。
   
そのためには、ヨコ型のリーダーシップを育んで、タテ方向にもヨコ方向にも、質の高いコミュニケーションを促すことが求められるだろうと思います。