先日、6つの企業から選抜の受講者をあつめた、「チームづくりファシリテーション研修(会議編)」の講師を担当させていただきました。
パナソニックエクセルスタッフ様との共同事業の一環です。
   
タイトルに「チームづくり」と名づけているのは、会議を改革することで、より良いチームづくりが期待されること。
そして、それを促進するスキルがファシリテーションであることを、認識していただくためです。
   
はじめに、グループワークで「理想の会議」の特徴を出しあい、親和図にまとめていただきました。
「事前準備ができている」「目標が明確である」「時間が意識されている」...など、これが充分であれば理想の会議になると考えられる要因があげられました。
どの図にも、共通して取り上げられているキーワードがたくさんあります。
「会社は違っても理想の会議のイメージは似ている!」という感想もありました。
   
その後、ファシリテーションに関する講義やグループワークをおこなった後、ファシリテーションを試す場として、グループで模擬会議をおこなっていただきました。
ある課題について話しあい、全員の合意(コンセンサス)で意思決定することが条件です。
ワークや対話を重ねて、ある程度打ち解けてきた雰囲気のなか、真剣に話しあう場になりました。
会議のあとは、話しあいの間のグループプロセス(メンバー間の関係のあり様)をふりかえりました。
話しあいのなかで感じたことや印象に残っていること、自分の行動がもたらした影響、他のメンバーによる影響など、グループ内でじっくりと話しあい、フィードバックしあい、学びあっていく姿勢が印象的でした。
    
研修の途中では、「知識は得たものの、これを現場でどのように実践していくのか?」と、戸惑われる様子が垣間見られました。
研修のまとめとして、
「いま感じている力は?いま感じている不安は?」
というテーマで、対話をしていただきました。
    
まず、不安な気持ちを出しあった後、
「まずできるところからやってみよう」
「自分から変わってみよう」
といった、前向きの発言が多々見られました。
    
異なる職場の方々と協同学習によって、組織の違いを越えても共通しているところや、自分の組織の特徴などにも目を向けていただく機会になったことと思います。
   
研修の終わりに、受講者の一人が、「私たち、仲良くなりましたよ!」と発言されました。
率直な話しあいをすることで、メンバー間の信頼関係が深まっていくことを実感いただけたようです。
    
それこそが、ファシリテーションを学び実践する効用であると、私たちは思っています。
学習意欲の高い皆さまと1日間をご一緒できたことを、幸いに思います。