組織開発やマネジメントについての文献を読んでいて、ときどき、過去に体験したことの「意味」に気づくことがあります。
  
その体験をしているときにはわからなかったことや、モヤモヤしていたことに、「言葉」が与えられたような感覚です。
「やっぱりそうか!」と、自分が感じたことや行動したことに「お墨付き」がもらえたような感覚です。
     
また、気づきには「やっぱりそうか!」だけでなく、「そういう見方もあるのか」と感じる場合もあります。
その体験をしている過程では気づかず、いまふりかえっても容易に気づかないようなことを、新たな視点で解釈してみることを促されます。
   
「やっぱりそうか!」という気づきと、「そういう見方もあるのか」という、2つの気づき。
  
私自身には、「やっぱりそうか!」を感じることが多いように感じます。
この気づきは一種の爽快感がありますが、反面、自分の言動を正当化することにつながったり、自己満足でとどまったりするかもしれません。
     
一方、「そういう見方もあるのか」と気づくことで、自分の考え方の幅が広がっていくように感じます。
そのときは理解できなかった他者の言動を「意味のあることだったのかもしれない」と考えたり、そのときは偶然の出来事に思えたことが、「必然の成り行き」だったのではないかと考えなおしたりできるかもしれない。
  
いま自分が、過去の体験から何に気づき、何を学ぼうとしているのかを客観的に俯瞰してみることが、大切かもしれないなと思います。