リストラ・人員整理・吸収合併など大きな組織変更があった時に

新たなスタートのための対話ワークショップ(事例)

傷んだ職場風土を早急に立て直す

大規模な人員整理が行われた後の、中堅製造メーカーで実施した対話を中心としたワークショップの事例です。
人員整理によって多くの社員が退社し、残った社員たちも大きなショックを受けていました。しかし、このことについて話しあうことは“タブー”として避けられ、社内の雰囲気は悪くなっていたそうです。
そこで、労使の協力のもと、残った社員同士のチームワークを回復し、再スタートへの自信をつけるために、この研修を実施しました。
研修の目的は、「残った自分たちを責めるのではなく、仲間と新たな一歩を踏み出そう」と、少しでも思えるようになってもらうことです。
そのために、
(1)自分のいまの気持ちに気づく、
(2)自分の感じていることを受容的に聴いてもらい、少し楽になる、
(3)互いの想いをわかちあい、みな同じような気持ちでいることに気づく、
という3つの場をつくり、一人ひとりが新たなスタートに向けて、協力関係と自信を回復することを促しました。

 

 

<研修プログラム例>

  1. 緊張をほぐし、学びの態勢をつくる
  2. チームワークができる職場とできない職場の違いに気づく
  3. 実習でチームワークを体感する
  4. チームワークを妨げるものに気づく
  5. チームワークを築くための「聴く」スキル、「伝える」スキルを学ぶ
  6. いまの厳しい現状について、感じていることをわかちあう (ワールドカフェ形式での対話)
  7. 今日学んだことや感じたことを相互インタビューする
 

研修を終えた後...
担当者様からは、「これからの会社について語りあえる風土ができた」と、感謝の言葉をいただきました。 研修において本音で対話できたことで、職場の仲間たちの気持ちを受け取るとともに、自分もまわりの人たちから受け入れてもらえたことで、安心感が生じたようです。
 
この後、全社員、役員、組合執行部の方々が出席した、全社ワークショップを開催させていただきました。
社員のさまざまな「思い」を引き出し、社長や組合長がそれに答えるという内容で進めました。
この結果、厳しい環境ではあるものの、全社的なまとまりができて、順調に仕事に取り組まれているようです。