新年あけましておめでとうございます。皆さまにとって、心豊かな一年になりますよう、お祈り申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

先日、年始挨拶に伺ったお客様の近くの小学校の壁に「挨拶の標語」がたくさん貼られていました。
素敵な標語がたくさんありましたが、私が1番魅かれたのは「あいさつが相手の心に虹をかける」でした。
「コミュニケーションはまず挨拶から」とか「挨拶は自分から」などとよく言われますね。
「挨拶とは心を開くこと」とも言われます。私も研修等では、まずそのようにお伝えしています。
元々、「一挨一拶」という禅の用語が挨拶の語源で、「挨」は押す、「拶」は「迫る」という意味があり、押し問答をして相手の悟りの深浅をはかることを意味しているそうです。
私たちが日常に使っている「挨拶」も、「心を開いて相手に押し迫る」、そして「心と心を通い合わせる」という意味があるのだと、私は思っています。

時折、「○△さんに挨拶をしても、ろくに返事もしないんだよね」とか「挨拶は目下の者からするものだよ」というような事を耳にすることがあります。人それぞれのお考えがあるとは思いますが、私はとても残念な気持ちになります。確かに、相手に声をかけて返事が返ってこないと、寂しいような残念な気持ちになる事でしょう。けれど、挨拶は誰かのためにするものではありませんし、また、立場に関わらず、気がついた方から、お声をかければよいのではないでしょうか。
先の「一挨一拶」は、師から弟子に対して問答したとも言われています。

まずは自分の心を開いて、相手に関わっていこうとすること。相手と心を通わせようとすること。
それが、人間関係を良くしていくために必要な大切なはじめの第一歩なのではないでしょうか。

私から、あなたから、気持ちの良い「挨拶」を投げかけて、心に虹をかけてみませんか。