人が生き、成果が上がる組織づくり

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嶋田 至(しまだ いたる)プロフィール

パートナー 嶋田 至(しまだ いたる)のプロフィール

 

こんにちは。LLC(合同会社)チーム経営の嶋田至です。チーム経営に興味をもっていただきまして、ありがとうございます。
私はLLCチーム経営で、ファシリテーターや研修の講師、それから広報の仕事も担当しています。


■良いチームをつくりたい

私は、以前から「良いチームをつくりたい」、「良いチームで仕事がしたい」と考えてきました。私一人の知識や行動力では、たいしたことはできません。ルー チンワークをこなすだけなら、それでいいかもしれませんが、社会の新たなニーズをさぐり、新たな価値を社会に提供していくような仕事ならば、皆が協力しあ える関係性、すなわち「チーム」として力を発揮していくことが必須です。

メンバー一人ひとりが持っている情報、知恵、ノウハウ、経験、アイデアなどを集め、皆で吟味し、より質の高い解を導きだしていってこそ、社会に受け入れら れるサービスを実現することができます。一人ひとりが自分の役割に使命感をもち、自分の特徴がその業務において発揮できるようなチームであれば、自ら積極 的に関わり、継続してその質を高めていくことができるのだと思います。

職場における「良いチームづくり」のために、私はいろいろな関わり方を試してきました。そして多くの失敗を繰り返してきました。

■大手企業の頃

私は30代の頃は、日立造船グループでIT開発のプロジェクトリーダーをしていました。お客様の「こんなことできたらいい」という“思い”を聴いて実現可 能なプランに落としこみ、システムづくりをスケジュールどおりに進めることで、お客さまの“思い”を現実のものにしていく仕事です。

なかでも印象に残っているプロジェクトが、1996年にサービスを始めたインターネット宿泊予約サービス『旅の窓口』(今の『楽天トラベル』)です。空室 在庫の一元管理と料金比較によって、社会の「もっと簡単になれば」、「もっとリーズナブルな料金であれば」という“思い”を、実際のサービスとして実現し たのです。

同時に、若手の技術者を育てることにも注力しました。一人ひとりの持ち味を生かして、技術力を伸ばし、責任をもって仕事をこなすことで、お客さまに信頼さ れる人材に育てたい、そしてそんな技術者たちが集まるチームをつくって、社会から注目される企業にしたいと考えていました。しかし、私の思いに反して、多 くの人たちは、時間がたつとともに入社時の頃の輝きを失って、他の職員のなかに埋もれてしまうのです。私は、彼らの成長を支援できなかったことを、とても 残念に思うとともに、「なぜ組織のなかで人が育ちにくいのか?」、「どうすればチームができるのか?」に頭を悩ませていました。

また、大きな組織にはありがちですが、いつしか「派閥」のようなサブグループができてきて、信頼関係が損なわれがちになったこともありました。同じ部門内 で壁ができてしまうと、コミュニケーションがじゅうぶんに取れません。創造的な取り組みにチャレンジしようとしても、温度差があるために齟齬が生じてきま す。私は両者の「橋渡し役」になりたいと思いました。しかし、私自身が対立に巻き込まれてしまい、対立を解消する機会を失ってしまったことは、とても残念 です。

■ベンチャー企業の頃

その後、同僚とともに、ITのベンチャー企業を設立しました。私の担当は、インターネットを活用した事業開発です。

少人数の会社であり、めざすべき目標も明確であったことから、一人ひとりが自分の役割を意識し、夜遅くまで仕事をこなしていました。経営トップと幹部で意 見の対立もかなりありましたが、ひとつのゴールをめざしてボールを回しあうサッカー・チームのような、スピード感と一体感がありました。それが功を奏し て、業績はどんどん伸びていきました。

しかし、先に進むことばかり重視したために、一人ひとりの思いや価値観をすりあわせたり、とくに後から会社に加わった人たちのフォローをおろそかにしてい たように思います。これがあとになって、トップと幹部、一般職員の間に、溝をつくる要因になったように思います。チームとしての力を維持するには、メン バー一人ひとりをよく見て、気を配らなければならないのだと思いしました。

また、新規事業のために、中国のIT会社と協力関係をつくったことがありました。その会社には、日本語が堪能で優秀なマネージャーW氏がいました。彼を仲 介に国境をこえたチームとして、新たな事業開発にチャレンジしていきたいと考えていました。しかし、両社間にコミュニケーションの行き違いがあり、トラブ ルに発展します。私は会社を守るために、W氏の提案をことごとく無視し、一方的に処理を進めていきました。その結果、私の会社は守られましたが、両社の協 力関係は解消し、私とW氏との間も絶交状態になりました。W氏からは最後に、「あなたを尊敬していたのに、どうして?」とメールが届きました。文化の違い によるコミュニケーションギャップと、組織重視の発想が、人と人との信頼関係を崩してしまったのです。

その後、私たちの会社は株式会社ライブドアのグループに入り、いわゆる“ライブドアショック”によって、私たちの事業は大きく低迷することとなります。業 績の伸びは鈍り、協力会社は離れていき、信用はガタ落ちしました。職場は、取り除くことの困難な停滞感に覆われてしまったかのようでした。「この職場を活 き活きとした場所にするにはどうしたらいいのか?」...そんな悩みが新たに生じました。

■「チーム経営」との出会い

そんな折、友人の(今、LLCチーム経営のパートナーの)博野英二さんから、「チーム経営の仕事を始めるので、手伝ってくれないか」との打診を受けたので す。私は「チーム経営」という言葉を聴いて、私が以前から求めていた「どうすれば良いチームをつくることができるのか?」とう問いの答が得られるのではな いかと感じ、とてもうれしく思いました。私は、チーム経営とその中核的なスキルであるファシリテーションに関する知識を得るために、チーム経営研究会な ど、関われる範囲で知識を吸収していきました。実際にそこでいろいろなヒントを得ることができたのです。

たとえば、ファシリテーションには、「10の役割」があります。進行役、聞き役、促し役、意思決定役...といった役割があって、その場に欠けている役割 を見つけ、その役割を補うことで、場が生きてくるのです。当時の私たちに欠けていたのは「聞き役」でしょうか。互いの“思い”をしっかりと聴ききること で、お客さまのために何を大事に考えているのかを理解しあうことができました。

停滞した職場を活性化するためのチャレンジとして、幹部たちが非公式に集まって、「今やらなければならないことは何か?」、「私たちが本当にやりたいこと は何か?」などを討議しました。この話しあいの中からいくつかのサービスが実現しました。小さな成功体験ですが、互いに聴きあうことを通じて、協力しあう こと、互いの“思い”をしっかりと語り合うの大切さを学んだように思います。ファシリテーションのスキルとしては未熟でしたが、互いを大事にする姿勢が、 創造的なソリューションを産むきっかけになったのだと思います。

■チーム経営にチャレンジ

2008年春、担当していた新事業のリリースを機に、私は前職を辞めて、チーム経営の仕事に専念することにしました。

これまでの仕事で培ったノウハウを、チーム経営の仕事でどれだけ生かせるのかは非常に不安でした。しかし、「良いチームを作りたい」という“思い”を共有 できる人たちと出会い、その“思い”を実現するお手伝いをしていくことは、貴重な仕事であると思います。私には、小さな成功体験とたくさんの失敗事例、そ して「良いチームづくり」への絶えない“思い”があります。私の経験をじゅうぶんに生かしながら、ぜひ「良いチーム」を皆さまの職場に実現する支援をさせ ていただきたいと思っています。

LLCチーム経営は、まだまだ発展途上です。お客様との関わりを通じて、私たちも成長させていただいてます。これからも、皆さまといろいろなかたちで関わることで、チーム経営を実現するためのスキルを培っていきたいと思っています。

ご指導ご鞭撻をお願いいたします。

お問い合わせは問い合わせフォームでお願いします。

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